読売新聞朝刊に当院が紹介されました

2020年(令和2年)1月26日(日)の読売新聞朝刊に、”病院の実力「スポーツ傷害②」” コーナーで当院が紹介されました。

news_img01

当院では2019.12.26より、腰椎・大腿骨近位部用の骨密度測定装置(DXA)を導入しました。(HITACHI製/ALPHYSLF)
腰椎・大腿骨近位部のDXAによる骨密度測定は、「骨粗鬆症の予防と治療ガイドライン」にて推奨されている検査法であり、骨粗鬆症の診断および治療効果の評価いずれにも優れています。
2つの部位を検査しますが、仰向けの状態で寝ているだけで、体位の入れ替えの必要がないため、一般的な測定器と比べて非常に短時間で検査ができます。

DXAは、Dual-energyX-rayAbsorptiometryの略で、DXA法による検査は、2種類の異なるX線を照射することにより、骨成分を他の組織と区別して測定する検査で、他の方法(超音波法(以前の当院の方法)・MD法・CT法など)の骨密度検査と比べて最も精度の高い検査方法とされています。

骨粗鬆症は、骨の量が減ったり、骨の強度が低下したりして起こる病気です。
特に50歳を過ぎた女性は、女性ホルモンの分泌が急激に低下し、それに伴い骨の量も減少して骨粗鬆症になりやすくなります。

骨粗鬆症になると脊椎の圧迫骨折や大腿骨頚部骨折などの骨折のリスクが高くなります。また、骨折によって寝たきりになってしまう恐れもあります。

骨粗鬆症は痛みなどの自覚症状がなく、発症して進行するケースがほとんどです。背中や腰に痛みを感じたり、身長が縮んだりと自覚症状が出た時にはかなり症状が悪化している場合もあります。また、予防の意味も含めて、自覚症状のない時期から検査を受けることをおすすめします。

news_img02