当院の施設基準
施設基準及び診療報酬等に係る院内掲示ついて次のとおりご案内申し上げます。
医療情報取得加算について
当院ではマイナンバーカードを健康保険証として使用できる体制を整えており、オンライン資格確認を行っております。
オンライン資格確認により受診歴、薬剤情報、特定健診情報、その他必要な診療情報を取得・活用することでより質の高い医療の提供に努めております。
厚生労働省が定めた診療報酬算定要件に従い、令和6年12月1日より下記のとおり診療報酬点数を算定いたします。
◎医療情報取得加算
■ 初診時 1点
■ 再診時(3ヶ月に1回に限り算定)1点
※マイナ保険証の利用の有無に関わらず
~正確な情報を取得・活用するため、マイナ保険証の利用にご協力をお願いいたします~
医療 DX 推進体制整備加算について
当院では、令和6年6月の診療報酬改定に伴う医療DX推進体制整備加算について以下の通り対応を行っています。
- オンライン請求を行っています。
- オンライン資格確認を行う体制を有しています。
- 電子資格確認を利用して取得した診療情報を、診察を行う診察室等で閲覧又は活用できる体制を有しています。
- 電子処方せんの発行をする体制を有しています。
- 電子カルテ情報共有サービスを活用できる体制については現在整備中です。(令和7年9月30日までの経過措置)
- マイナンバーカードの健康保険証利用について、お声がけ、ポスター掲示を行っています。
- 医療DX推進の体制に関する事項および質の高い医療を実施するための十分な情報を取得し、および活用して診療を行うことについて、当医療機関の見やすい場所およびホームページに掲載しています。
電子処方箋について
当院は令和6年6月24日より電子処方箋の運用を開始いたしました。
当院での電子処方箋の発行は可能ですが、近隣の薬局ではまだ対応ができないところもあるため、
患者様ご自身で扱える薬局を探していただくようお願いします。
また、非常勤医師の処方については紙処方箋の対応となります。
ご理解いただきますようお願い申し上げます。
機能強化加算について
当院では、「かかりつけ医」機能を有する診療所として機能強化加算を算定しております。
- 健康診断の結果等の健康管理に関する相談に応じております。
- 当クリニックでは、訪問診療を行う患者様からの問い合わせには、24時間対応しております。
- 必要に応じ、専門医や専門医療機関への紹介を行っております。
- 保健・福祉サービスの利用等に関する相談に応じております。
- 患者様が受診されている他院からの処方状況を把握し、必要な服薬管理を行います。
- かかりつけ医機能を有する医療機関は、各都道府県のホームページに記載されている医療情報ネット(ナビイ)より検索可能です。
夜間・早朝等加算について
当院は、1週間当たりの表示診療時間※1の合計が30時間以上の保険医療機関であります。厚生労働省の規定により、平日の18時以降と土曜日の12時以降の診療につきましては夜間・早朝等加算の取り扱いとなります。当該時間帯の受診に際し夜間・早朝等加算を算定いたしますのでご了承ください。
平 日 18時以降
土曜日 12時以降
上記のお時間帯で保険診療にて受付をされた患者様は、厚生労働省の定めた診療報酬点数に基づき 50点の「夜間・早朝等加算」が初診料または再診料に加算されます。
1割負担:50円 / 2割負担:100円 / 3割負担:150円
※ 公費助成のある方の本人負担はかわりません。
◆ ご留意点(重要)◆
インターネットで予約を受け付けている場合、加算の有無を判断する時刻は、電子的に予約の入った時間ではなく、”当院窓口で受付した時間“で取り扱うこととされています。 (平成20年 厚生労働省)
なお、時間内に窓口受付後の外出は問題ありません。
当院では順番が近づくとメールでお呼び出しをしておりますが、あくまで皆様の利便性を重視したものであり、加算の有無とは無関係ですのでご了解の程お願い申し上げます。
明細書発行体制等加算について
当院では領収書の発行の際に、個別の診療報酬の算定項目のわかる明細書を無料で発行しております。
明細書には検査や処置、使用した薬剤の名称など、診療に関する情報が記載されています。
診療情報は、患者様にとって大切な「個人情報」です。その点を十分にご理解いただき、取り扱いにはご注意くださいますようよろしくお願いいたします。
なお、明細書には、使用した薬剤の名称や行われた検査の名称が記載されるものですので、その点、ご理解いただき、ご家族の方が代理で会計を行う場合のその代理の方への発行も含めて、明細書の発行を希望されない方は、会計窓口にてその旨お申し出ください。
※明細書の項目にある「明細書発行体制等加算」は医療機関の明細書発行体制を評価するもので、明細書の費用ではありません。
一般名処方について
当院では、後発医薬品の使用促進を図るとともに、医薬品の安定供給に向けた取り組みなどを実施しています。
現在、一部の医薬品について十分な供給が難しい状況が続いています。
当院では、後発医薬品のある医薬品について、特定の医薬品名を指定するのではなく、薬剤の成分をもとにした一般名処方(一般的な名称により処方箋を発行すること※)を行う場合があります。一般名処方によって特定の医薬品の供給が不足した場合であっても、患者さんに必要な医薬品が提供しやすくなります。
また、診療報酬改定により令和6年10月より、患者さんの希望で一部の先発品(長期収載品)を処方する場合や、一般名処方であっても患者さんが薬局で先発品を希望される場合 には、保険外の料金(選定療養)がかかることも踏まえ、一般名処方を行っています。
一般名処方について、ご不明な点などがありましたら受付スタッフまでご相談ください。
ご理解ご協力のほどよろしくお願いいたします。
※一般名処方とは
お薬の「商品名」ではなく、「有効成分」を処方せんに記載することです。そうすることで供給不足のお薬であっても有効成分が同じ複数のお薬が選択でき、患者様に必要なお薬が提供しやすくなります。
医療法人社団 夢愛骨・関節スポーツクリニック 院長 織戸 弘行